認知症予防の最新ニュースとイベント情報

認知症高齢者の見守りサービス実証試験:東京電力パワーグリッド(2018.12.20)

 東京電力パワーグリッドは、エネジーゲートウェイ、ウェルモと家電製品別に見た電気の使用状況の変化をリアルタイムに検知するため、分電盤周辺に専用の電力センサーを配置するなどのIoT技術を活用し、認知症と診断された高齢者の見守りサービス、ケアプラン作成をAIアシスタントで補助するサービス事業化を目指して実証試験を開始したと発表しました。
 東京電力パワーグリッドとエネジーゲートウェイは電気の使用状況など宅内の情報を収集・蓄積・分析・加工できるIoTサービスプラットフォームを事業者へ提供し、医療・介護やエネルギーマネジメントなど生活の利便性を高める多様なサービスの創出、その普及に取り組んでいます。ウェルモはAIの自然言語処理を活用し、ケアマネジャーを知識や調査の面から補助するケアプランアシスタントを開発しています。今回の実証試験は、3社のIoT技術とAIを活用することで課題の解決を目指しています。