認知症ってなに?

「認知症」という言葉、最近、テレビや新聞、雑誌などで目にする機会が多くなりました。なんとなくはわかっているものの一体認知症とは何?

『「認知症」とは老いにともなう病気の一つです。さまざまな原因で脳の細胞が死ぬ、または働きが悪くなることによって、記憶・判断力の障害などが起こり、意識障害はないものの社会生活や対人関係に支障が出ている状態(およそ6ヶ月以上継続)をいいます。』(政府広報オンラインより抜粋)

ということは、我々が普段感じている「あの人の名前はなんだっけ?」や「あの本のタイトルなんだっけ??」と思うことは、もの忘れの一種と言えるかもしれません。

「認知症」と「もの忘れ」の違いとは?

正常なもの忘れ もの忘れの自覚がある
認知症によるもの忘れ もの忘れをしている自覚が無い

ズバリ!! Bさんは認知症によるもの忘れの可能性が高い!!

(厚生労働省 知ることから始める みんなのメンタルヘルスケアより抜粋)

認知症とアルツハイマーの違いとは?

脳の神経細胞がゆっくりと死んでいく「変性疾患」と呼ばれる脳の病気。

脳梗塞、脳出血、脳動脈硬化などのために、神経の細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、その結果その部分の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れてしまう血管の病気。

そもそも、なぜアルツハイマーになるの?

脳の神経細胞から作られるたんぱく質がベータアミロイドというたんばく質に変性して出来るもの

このアミロイド斑がまだまだ若い40歳前後の脳に少しずつ蓄積し…



幾つかの抗酸化物質、野菜や果物を多く摂るのが有効であることが欧米の免疫学研究者グループによって報告されています。

予防できる食物に関して

食べ物による認知症予防はこちら

予防できる抗酸化物質に関して

鳥取大学によるn-3不飽和脂肪酸であるドコサヘキサエン酸(DHA)によるアルツハイマー型認知症の予防効果が報告されました。

そもそも、なぜ血管型認知症になるの?

脳梗塞や脳出血による、脳の血管が詰まったり狭くなったりして、血液、酸素、エネルギー源の供給が十分でなく、部分的に神経細胞が死滅する。脳血管型認知症はアルツハイマー病とは違い、原因がわかりやすいので認知症に至る前に予防することができる!