認知症予防に効果的な栄養素

L-カルニチン

L-カルニチンとは?

特殊なアミノ酸の一種で体内の脂肪を燃焼し、エネルギーに変えるための必要不可欠な栄養素のこと。

ラテン語でcarni(カルニ)とは肉という意味

学習能力向上に関しての実験

東京都脳神経研究所は、脳の働きとL-カルニチンの関係から学習能力向上の実験を行いました。

L-カルニチンを与えたマウスと与えないマウスの迷路実験を行ったのですが

という結果が出ました。

学習能力向上に関しての論文

2002年山梨大学のyasuiらのグループの論文によると、L-カルニチンは体の中でアセチルL-カルニチン(ALC)に変化します。
このアセチルL-カルニチン(ALC)は脳に多く含まれており、脳内のアセチルL-カルニチン(ALC)が不足すると脳細胞は壊れやすくなります。人間の脳細胞は生まれたから日々減っていく一方で、1日に何万という細胞が壊れています。
アセチルL-カルニチン(ALC)が不足すると、この細胞が壊れるスピードが速まり、認知症になりやすくなります。
ですから、L-カルニチンを摂取すれば、アセチルL-カルニチン(ALC)が体内で合成され、認知症予防になります。

これらの実験や論文からも分かるように積極的なL-カルニチンの摂取が必要です。特に50歳を超えた人は1日に100mgを摂るべきであろうと言われています。

ではどのようにL-カルニチンは摂れるでしょうか?
L-カルニチンは動物性の赤みの肉、特に羊の肉に多く含まれているようです。

世界の豆知識

モンゴル
人口250万人の常食は羊肉/日本人口の約50分の1
ラム肉の年間消費量:1人当たり49キログラム

羊肉の世界の消費量 第2位

モンゴルといえば相撲が強い!
モンゴルの相撲の強さの秘訣は羊肉(L-カルニチン)!?

ニュージーランド
人口400万人/日本人口の約30分の1
ラム肉の年間消費量:1人あたり25キログラム

羊肉の世界の消費量 第2位

ニュージーランドと言えばラグビー王国!
あの体力、機敏性、スピードも羊肉から生まれた!?

脂肪の70%は筋肉で燃焼されるので、筋肉が保持できていれば脂肪からエネルギーを作ることができる。つまり、L-カルニチンを摂取し、筋肉を付け余分な脂肪を消費する事は生活習慣病予防につながります。
生活習慣病予防=認知症予防。

でも毎日ジンギスカンを食べるのも大変なので、脂肪燃焼のダイエットを兼ねながらL-カルニチンサプリメントをお召し上がりになることもおすすめします!適度なダイエットも認知症予防に効果的ですよ!