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アルツハイマー型認知症に対する超音波治療の医師主導治験:東北大学(2019.3.17)

 東北大学大学院の研究グループは、以前より虚血性心疾患に対するパルス治療の有効性と安全性を動物実験レベルで報告してきましたが、低出力パルス波超音波がマウスのアルツハイマー型認知症モデルにおいて認知機能低下を抑制する可能性があることを見出し、世界で初めての医師主導治験を開始していると発表しました。
 アルツハイマー型認知症の動物モデルでは、アミロイドβの蓄積が著明に減少し、この治療法は物理刺激を用いた革新的なアプローチで、薬物では通過しにくい血管脳関門の影響をまったく受けることがない有利な特徴を有しています。