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芸術を通じて脳の活性化を図るアートセラピー:せとうみ臨床美術の会(2019.2.12)

 臨床美術に取り組む岡山県倉敷市の介護福祉士が設立したせとうみ臨床美術の会が、ワークショップを定期開催して、手法の普及活動を実施していると発表しました。
 臨床美術は絵やオブジェ作りを楽しみながら、モチーフの果物や野菜を味わったり、過去の体験を思い出す過程を取り入れたりして脳を刺激するアートセラピーの一種です。高齢者の認知症予防や子供の豊かな感性の育成、ストレス緩和などの効果が期待されます。
 民間資格の臨床美術士の呼びかけで、介護福祉士13人で結成され、月に1回のペースでワークショップを開催し、2か月に1回は指導力アップの勉強会を実施しています。