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認知症事故の賠償を肩代わりする保険に加入:東京都中野区(2019.2.10)

 東京都中野区は、認知症の人による徘徊中の事故などで家族が損害賠償を請求される事態に備えて、区が公費で民間保険に加入して賠償を肩代わりする制度を導入すると発表しました。対象となるのは認知症と診断された区民100人で、申し込み順となります。
 電車事故で鉄道会社から高額の賠償請求を受けるケースなどが想定されています。区は区民に代わって年間約2000円の個人賠償責任保険に加入し、賠償額は最大3億円といいます。来年1月の導入を目指しています。同様の制度は他の自治体で導入されているものの、都内では初めてのことです。