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介護に関する意識調査:ベネッセシニア・介護研究所(2019.1.31)

 ベネッセシニア・介護研究所は、ベネッセスタイルケアが運営する全国の有料老人ホームの入居者と保証人に対して2018年8月に意識調査を実施して、介護に関わる費用について紹介を聞き取り、調査結果を発表しました。回答者は6000名を超えました。
 入居を検討したきっかけの半数は「家族が本人一人での留守番に不安・危険を感じるようになったから」で、家庭での介護が難しくなったことも多くなっています。介護費用には「本人の預貯金等」「本人の公的年金」を充てるケースが大半で、今後の介護費用を負担していくことに不安を持つ人が3分の1を超えていました。介護費用についてが「5年未満に不安を感じると思う」が5割を超え、不安の要因の第1位は「本人の預貯金」、第2位は「心身状況の変化に伴う医療費」、第3位は「心身状況の変化に伴う介護費用」となっていました。