神戸大学医学部客員教授 寺尾啓二監修
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　厚生労働省は、健康増進法に基づく基本方針の改正案をまとめました。「高齢者の健康」の中に「認知症サポーター数の増加」の項目を新たに設けて、２０２０年度に１２００万人とする目標が明記されました。認知症サポーターは、認知症に対する正しい知識と理解を持って、地域で認知症の人と家族を支援する制度で、広く養成講座が開催されています。２０１８年９月末段階のサポーター数は約１０６６万人で、２年ほどで約１３４万人を増やすとしています。
　厚生労働省は２５日までに基本方針の改正案に関するパブリックコメントを募集しています。