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高カカオチョコレート摂取が動脈硬化や認知機能に関わる生体指標を改善:明治(2018.11.28)

 明治は、愛知県蒲郡市、愛知学院大学とチョコレート摂取による健康効果に関する日本初の大規模実証研究を実施し、摂取前後の身体の状況の変化について発表しました。
 45〜69歳の健康な男女347人(男性123人、女性224人)に高カカオチョコレート25gを4週間摂取してもらったところ、血圧の低下、善玉コレステロールの上昇、動脈硬化の検査などに使われる炎症指標と酸化ストレス指標の低下と並んで、血中BDNF(脳由来神経栄養因子)の上昇が認められました。BDNFは、うつ病やアルツハイマー型認知症、記憶・学習などの認知機能との関連性が報告されている成分で、認知機能の改善が期待されています。