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歩行速度データを活用した共同研究:太陽生命保険(2018.11.24)

 太陽生命保険は、東京都健康長寿医療センターとスマートフォンアプリ「認知症予防アプリ」で計測した歩行速度データに基づく共同研究を開始したと発表しました。健康寿命の延伸を目指して平成28年より従業員、顧客、社会のすべてを元気にする取り組みの「太陽の元気プロジェクト」を推進してきましたが、その一環として東京都健康長寿医療センターの大渕修一医学博士の慣習によって、歩行速度を継続的に測定し、認知症・軽度認知障害のリスク予兆が発見された場合に本人と家族に通知するサービスを開始しました。ダウンロード数は5万件を超えています。
「認知症予防アプリ」での計測によって蓄積された歩行速度データを用いて、日常的歩行速度の性別・年齢別基準値、地域差や季節変動を明らかにするための共同研究を行うことになり、認知症を含む老年症候群に判定かされ、その予防行動を開始するタイミングを計る指標として活用されることが期待されています。