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大手初の認知症保険発売:第一生命保険(2018.11.21)

 第一生命保険は、大手で初となる認知症保険の販売を12月18日から始めると発表しました。加入できるのは40歳から85歳までで、健康状態に不安がある場合でも認知症に関連する疾病がないなど4つの告知項目に台頭しなければ申し込み可能で、契約から2年経過後に要介護1以上の認知症と診断された場合に、加入期間に応じて200万円から1000万円の保険金が支払われる仕組みです。
 介護が必要となる原因として認知症の割合が最も高いことから、予防アプリの提供も始めます。スマートフォンカメラで目の動きを撮影して、反応速度をAIで分析することで脳の状態と認知機能の確認ができる日本発の機能が搭載されています。このほかに脳トレやウォーキングチャレンジ、食事管理を行い、離れて暮らす家族が情報を共有することもできます。このアプリを加入者が活用することで認知症の予防に取り組み、保険料の支払いを抑えることも目標とされています。