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手術により改善が見込める認知症iNPHを知らない一般の方は90.1%:インテグラ・ジャパン(2018.10.17)

 インテグラ・ジャパンは、一般の方1,000人を対象に認知症や歩行障害、尿失禁を伴う高齢者疾患「特発性正常圧水頭症」(Idiopathic Normal Pressure Hydrocephalus:iNPH)の疾患認知度について、また医師20,135人(34診療科)を対象にiNPHを診察しているかについて(病院受診率)インターネット調査を実施しました。調査によると、一般の方の90.1%が「知らない」と回答しており、認知度が低いことがわかり、身近な方が認知症の症状が出た場合、脳神経外科や神経内科を受診する人が37.3%であることがわかりました。
 iNPHの病院受診率は脳神経外科で55.4%、神経内科で49.3%と高いものの、精神科での病院受診率は6.5%であることが明らかになりました。